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ビブリア古書堂の事件手帖4 〜栞子さんと二つの顔〜 - 三上延

文庫が発売されてからkindle化されるまでの半年が長かったけどようやく出た!のですぐ読んだ。
今回はいつもの連作短編と違い長編だということと、乱歩を扱っていることで、二重に楽しく読めた。
過去作品の登場人物が巧妙な伏線になっていたり、シリーズ作品ならではの楽しみもあってよかった。栞子さんの家族の因縁話もだいぶ進展したし、いよいよ後半に入ってきたなーという感じ。
シリーズの過去作品の登場人物がいろいろ出てくると、過去作品を忘れててぼんやりした感じで読んでしまう事が多いので(京極夏彦とかそういう感じです僕は)、あんまり忘れないうちに良いペースで続刊が出て完結して欲しいです!
4点!!

ビブリア古書堂の事件手帖4 ?栞子さんと二つの顔? (メディアワークス文庫)

ビブリア古書堂の事件手帖4 ?栞子さんと二つの顔? (メディアワークス文庫)