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「映画プリキュアオールスターズ NewStage 3 永遠のともだち」と娘幼年期の終わり

プリキュアの映画といえばライトである。本作は「ミラクルドリームライト」。プリキュアがピンチになったら劇場のみんなでライトを点けて振って応援するんだ!プリキュア〜がんばれ〜!


小学2年生になった娘はプリキュアを見る機会がぐっと減った。学校でプリキュア見てる友達もいないし、プリキュア見てると公言できないみたいな。毎話録画するけど未視聴回がたまっていく。最近は半分以上未視聴でBDRに格納されていく。
そんでプリキュア見なくなった代わりにポケモン見てるけど、学校ではポケモンは男子が見るもので女子でポケモン見てるというのも言えないらしい。

そんな娘だけど、プリキュア嫌いではない、むしろ好き。映画も見たいというので行ってきた。
ミラクルドリームライトは中学生以下なので娘だけもらう。うらやましいけどもう慣れた。シートについてすぐ絶縁体を外して点灯を試して嬉しそう。なぜか大事そうに絶縁体を戻して待機。

徐々に客席が埋まってくる。ほぼ100%親子連れ。そして女児だらけ。それも未就学児だらけ。この4月に3年生になる娘は、ちょっと場違いか。

そして映画が始まる。内容は親子の絆を描いた良作。ところどころぐっとくるシーンもあり、シリーズファンへの目配せも忘れない。10周年ということで特に初代の二人がフィーチャーされてた気がする。
途中で声の出番が偏ってると気づいた。ハートキャッチからはブロッサムとマリンしか喋らない。エンディングで確認したが、やはり声優全員参加じゃなかった。少し残念。

さて、プリキュアピンチのシーン、ちょっと気の早いミラクルライトがちらほら点る中、娘はと隣を見ると、点灯したミラクルライトを手でもてあそんでいる。
結局最後まで大きくライトを振ることもなく、プリキュアの映画は感動のラストを迎えていた。


そうか君ももうプリキュア卒業か。